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鼻中隔弯曲症

鼻中隔弯曲症とは

「鼻中隔(びちゅうかく)」とは、左右の鼻の穴を仕切る板状の組織のことです。鼻中隔は骨と軟骨で構成されています。個人差があるとはいえ、人間の鼻中隔には多少の曲がりがあるのですが、その曲がり具合がひどくなると、鼻づまりなどの症状を引き起こします。それによって日常生活に支障をきたしていると「鼻中隔弯曲症」の診断がつきます。
鼻中隔が左右どちらかに傾いていても、極端な鼻づまり症状が出ていないようでしたら、鼻中隔弯曲症の治療は必要ない場合もありますので、当院に受診の際にお気軽にご相談ください。

鼻中隔弯曲症の原因

鼻中隔は軟骨や骨でできており、身体の成長に合わせて骨と軟骨それぞれが大きくなります。発達のスピードが異なると骨・軟骨同士に余計な力が加わり歪みを生じるため、鼻中隔にズレが生まれます。
また、格闘技やラグビーなどの競技をはじめ、喧嘩や事故などで鼻を打ってしまうことによって、鼻中隔弯曲症になるケースもあります。

鼻中隔弯曲症の症状

主な症状は下記の通りですが、中でも鼻づまりは、鼻中隔弯曲症の典型的な症状とされています。鼻中隔の曲がり具合が大きくなるほど、鼻づまりの症状が強くなります。鼻づまりがあることによって様々な症状が現れます。

鼻中隔弯曲症の検査

直接鼻の中を診る視診や、内視鏡を用いた視診、CT検査などを行って鼻中隔を調べます。

鼻中隔矯正術とは

鼻中隔弯曲症を根治させるには「鼻中隔矯正術」という手術が必要です。なお、骨などの成長に影響する可能性があるため、当院では中学生以下の方へ鼻中隔手術は行っておりません。高校生であっても弯曲の程度や症状、体格などから総合的に判断し、手術適応外とする場合があります。
手術では鼻の穴から内視鏡を挿入してから行うため、顔や口の中まで切開する必要もありません。手術は全身麻酔下(場合により局所麻酔下)で行い、侵襲が少ないため、日帰りで受けていただけます。
手術の流れですが、鼻の穴に内視鏡を入れて、鼻中隔の粘膜を切ります。両側の粘膜を軟骨や骨から剥がし、弯曲の原因となる軟骨や骨の一部を取り除きます。鼻中隔を真っ直ぐに整えて、粘膜を元に戻し、手術終了です。鼻中隔の形を直す治療法ですので、根治に期待できます。内視鏡手術なので顔に傷はつきません。

当院の日帰り手術の流れ

慢性鼻炎を合併していたら

慢性鼻炎アレルギー性鼻炎も含みます)も合併している場合は、鼻中隔矯正術だけでの鼻閉改善が難しい可能性もあります。そういった場合は、下鼻甲介(かびこうかい)の一部を切除する下鼻甲介手術も同時に行い、改善を目指します。